昨日、縁あって伏見中学社会人講座のお手伝いに行ってきました。京都中小企業家同友会が毎年参加しているプログラムです。午前中は、北海道からお招きした株式会社植松電機の植松努専務のお話と生徒たちによるロケットの製作でした。
このロケットは、植松専務が手掛けておられるNASAとの宇宙開発にちなんで専務が用意してくれた組み立てキットです。1時間ほどで組み立てられて火薬を使ったロケットエンジンを搭載し、100ⅿの上空へ到達してパラシュートが開き地上に回収されるものです。基本的な構造が宇宙ロケットと同じという優れものです。それが子供たちにもかんたんに組み立てられるのです。!(^^)!
生徒たちは自分たちで組み立てたロケットが大空へ向けて飛び立つのを見てテンションが低いわけがありません。彼らの歓声が続く中、36基のミニロケットの打ち上げは全て成功しました。この話は、今日の京都新聞に記事として掲載されています。
ロケットの体験も感動だったのですが、それに先立って行われた植松専務の講演がすばらしいものでした。子供たちには「夢」を持って欲しい、それもたくさん。「将来のためになる」と大人が評価するものではなく、子供たちが感動する「夢」を…。
「どうせ無理…」この言葉を使用禁止にしたいともおっしゃっていました。子供たちには、自分で考えて答えが出せる大人になって欲しいと。飛行機に憧れ、紙飛行機を作っていた植松少年がロケットを飛ばしたいと思ったとき、「大人たちの評価」が少年の前に立ちふさがりました。「どうせ無理。」「もっと現実的なことを考えなさい。」「そんなことで飯が食えるか。」次々と言葉が積み重なっていったそうです。
でも、植松少年は諦めませんでした。そして今では、大好きな飛行機を通り越してロケットを作っています。NASAとも一緒に仕事をしています。北海道の小さな中小企業が…、です。
植松少年は「どうせ無理…」と考えずに、「どうすればできるだろう?」と考えました。ただそのことの繰り返しだったそうです。「夢」は諦めなければいつか叶うものなのだそうです。叶うまで諦めないからだそうです。少し、屁理屈の感は拭えませんが大切なことがそこにあるような気がしませんか?
90分のお話でしたが、中学生と一緒に聴いた私はとても感動しました。昨日話を聴いた中学生は、幸せだなと感じました。もっとも、彼らがどう捉えたかはわかりませんが…(^^)
それより、この話しは大人が聞くべきだと痛切に感じました。(昨晩、京都中小企業家同友会の主催でちゃんと講演会が行われました。)
「どうせ無理…」この言葉とさよならして、「夢」をたくさん持つことができれば、一つぐらい挫折したって、ポケットには代わりの「夢」が入っています。世の中を儚むこともありません。明日の朝、気持ちよく目覚めることができます。
皆さんも植松専務が提唱する「どうせ無理…」使用禁止条例に賛成してみませんか。(^^)
但し、違反すると「罰則」があります。その「罰則」とは…。
どうしたらそれができるのかを考えることだそうです。
… ん!?
<追加>
植松先生は子供たちにロケットをとばさせてあげたいとお願いすれば、相談にのってくれるそうです。でも、忙しい方です。