住宅エコポイント
この一ヶ月の間に当社のすぐ近所の１階が店舗、２、３階が住宅という２つの建物に泥棒が入りました。
建物と建物の隙間の窓ガラスを割って侵入したようで、一件はつり銭の数万円を盗まれ、もう一件はガラスを割って侵入しようとしたが入れずに実害はガラスだけでした。
窓ガラスのクレセント（鍵のこと）のところを手の入る分だけ割って窓を開けて侵入するようです。
向日町警察によると最近この近辺で多く発生していて、ドライバーなどで簡単に割れるそうでプロの手口だそうです。
玄関や勝手口などはダブルロックをすることや、鍵をディンプルキーにすることで防犯対策は非常に進みましたが、窓をダブルロックにすることはまだまだ少数です。
特に窓の場合はガラスを割ることで鍵が役に立たない場合がほとんどで、鍵の問題ではなくガラスの問題になってきます。
面格子をつけることで心理的に侵入しにくくすることも効果があるといわれています。先ほどの入られそうだが入られなかったところのガラスは網入りガラスでした。
本来網入りガラスは火災時などにガラスが飛散しないようにしたものですが防犯性能も兼ねています。ただ割れるのは普通ガラスと同じです。
強化ガラスも割れにくいとお考えでしょうが意外と簡単に割れてしまいます。
割れたときに細かく割れて人に被害を与えないようにしてあるものです。
防犯性能の低いものから
１・フロートガラス（一般的な板ガラス）
２・強化ガラス（店舗の大きな入口や窓に多く使われています）
３・網入りガラス（そのとおりでガラスの中に網が入っています）
４・複層ガラス（２枚のガラスの間に空気層が入っています）
５・合わせガラス（２枚のガラスの間に特殊な中間膜を挟んだもの）
６・防犯合わせ複層ガラス（４と５を組み合わせたガラス）
特に５，６は割れてひびは入りますが貫通はしない性能はバツグンです。
それと６の防犯合わせ複層ガラスは紫外線を100％カットする性能もあります。
ガラスだけの取替えも住宅エコポイントの対象になります。
これを機会にご自宅の防犯性能を高められることをおすすめします。
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