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現代に必要な庭とは?

京都 長岡京 庭師
梅鉢園(うめばちえん)梅野です(庭・植木・ガーデニング)

当社では「現代に必要な庭とは?」というテーマで取り組む中で
人々が集える共有空間がプログラムの中にあります。
単に綺麗なだけでなく、機能的だけど殺風景でもなく、
その土地でないと出せないような価値を持って、
「庭」や「町家」、「神社、仏閣」のようなランドマークに
人々が集える空間をつくれるよう取り組んでいます。
その一つに京都長岡京の名産である「竹」をつかったワークショップを行なっています。
来る3月16日に当社「無の庭」にて地域や世代間交流も兼ね
「竹のワークショップ」を行います。社内で事前に研修です。
ただ、竹かご作りや竹馬やお箸などのワークショップはよくあるので竹を使った
民族楽器作りをします。

ベトナムの方では世界最古の楽器といわれており、
パンの笛とも言われているそうです。
南米の方では「サンポーニャ」と呼ばれるそうです。
「竹」は北限が日本では東北位になりますが、
改めて考えると「食べれる」「加工製品」「庭園材料」と
多岐にわたる珍しい植物だなと改めて感じます。

材料は「矢竹」を使用します。ただ切るだけでなく
太さ、長さによって変わる音階を探しながらの作業です。

やすりで一つ一つ削っていきます。

笛を固定する竹を作っていきます。「菊割り」という道具を使います。

音階ごとに組み合わせていきます。

曲になったときはみんな満面の笑顔です。
この満足感と一体感は音楽の力、さっきまで生きていて
身近な物が変化した驚きを改めて感じれた一瞬でした。
今後、交流のツールとして、定期的に行っていく予定です。

・・・庭園・お庭のことなら・・・
庭造り 梅鉢園(うめばちえん)
京都府長岡京市
075-955-2281
http://umebachien.jp